【IPO初値予想】網屋はネットセキュリティー関連。人気の高い事業だが6社同日上場
2021/11/21
IPO企業情報

こんにちは、コツコツです。
網屋(4258)は、2021年11月18日に上場承認され、2021年12月22日にマザーズ市場からIPO(新規上場)することが決定しました。
網屋は、AIやクラウド環境を活用して、データセキュリティ事業やネットワークセキュリティ事業を行い、顧客のDX活動を支援している企業です。
ブック・ビルディング期間は12月7日(火)~12月13日(月)
網屋IPOポイント
- 設立1996年
- マザーズ上場
- DX支援事業
- 業績好調
- 公募売出株数は1,184,000株
- 吸収金額23.3億円
- 想定価格1,970円
- 6社同日上場の過密スケジュール
- 主幹事は岡三証券
網屋IPO基本情報
会社名 | 株式会社網屋 |
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上場日 | 2021 年 12 月 22 日 |
上場市場 | マザーズ |
事業内容 | データセキュリティ事業(ログ管理製品「ALog シリーズ」等の販売) 及びネットワークセキュリティ事業(ICT 通信インフラネットワークの 設計・構築をクラウド上から遠隔で行う「Network All Cloud」サービ ス等の提供) |
公募株数 | 429,600株 |
売出株数 | 754,400株 |
当選株数合計 | 1,184,000株 |
想定価格 | 1,970円 |
抽選申込期間 | 12月7日(火)~12月13日(月) |
当選発表日 | 12月14日(火) |
網屋IPO仮条件・公募価格・初値
仮条件 | 1,700円~1,970円 |
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公募価格 | 1,970円 |
初値 | 2,100円 |
IPO取り扱い証券会社
主幹事は岡三証券。SBI証券、みずほ証券、SMBC日興証券、楽天証券、マネックス証券、むさし証券、水戸証券、香川証券から申し込み可能。
網屋IPOポイントメモ
想定価格は1,970円、公募株数は429,600株、売出株数は600,000株、オーバーアロットメントは154,400株を基に吸収金額を試算すると約23.3億円となりマザーズ市場ではやや荷もたれ感があります。
上位株主には90日間と180日間のロックアップが付いています。また、「投資事業組合オリックス9号」には公開価格を1.5倍以上になるとロックアップが解除できる条項が付いています。
ネットセキュリティー関連はコロナで注目度が高まっている事業の一つ。市場からの吸収金額が23.3億円で中型に分類されるが、注目度の高い事業なので需給に不安はない。
6社同日のスケジュールで投資家の資金が分散され期待通りの買いが集まらない可能性はあるが、初値は「プラスリターン」と予想します。