【IPO初値予想】グローバルセキュリティエキスパートはサイバーセキュリティ企業、上場日は過密スケジュール
2021/11/17
IPO企業情報

こんにちは、コツコツです。
グローバルセキュリティエキスパート(4417)は、2021年11月15日に上場承認され、2021年12月20日にマザーズ市場からIPOします。
グローバルセキュリティエキスパートは、コンピュータへの不正侵入、データの改ざんや破壊、情報漏洩、コンピュータウイルスの感染等から企業を守ることを目的としたサイバーセキュリティに特化した専門企業。
ブック・ビルディング期間は2021年12月3日(金)~12月9日(木)です。
グローバルセキュリティエキスパートIPOポイント
- 設立1984年
- マザーズ上場
- サイバーセキュリティ事業
- 業績は右肩上がり
- 売出割合は75%
- 吸収金額19.1億円
- 想定価格2,770円
- 主幹事はSMBC日興証券
グローバルセキュリティエキスパートIPO基本情報
会社名 | グローバルセキュリティエキスパート株式会社 |
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上場日 | 2021年12月20日 |
上場市場 | マザーズ |
事業内容 | セキュリティコンサルティング、脆弱性診断、サイバーセキュリティソリューションをはじめ、セキュリティの全体像を網羅した教育サービスの提供 |
公募株数 | 150,000株 |
売出株数 | 540,000株 |
当選株数合計 | 690,000株 |
想定価格 | 2,770円 |
抽選申込期間 | 12月3日~12月9日 |
当選発表日 | 12月10日 |
グローバルセキュリティエキスパートIPO仮条件・公募価格・初値
仮条件 | 2,680円~2,800円 |
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公募価格 | 2,800円 |
初値 | 4,020円 |
IPO取り扱い証券会社
主幹事はSMBC日興証券。他、SBI証券、みずほ証券、大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、松井証券、岩井コスモ証券、東洋証券から申し込み可能。
グローバルセキュリティエキスパートIPOポイントメモ
想定価格は2,770円、公募数は150,000株、売出数は450,000株、オーバーアロットメントは90,000株を基に吸収金額を試算すると約19.1億円となり、マザーズ上場ではやや小型に分類されます。
株主のビジネスブレイン太田昭和と兼松エレクトロニクスには180日間のロックアップが掛かっていて、ロックアップの倍率解除の設定はありません。
サイバーセキュリティ事業はIPOで人気が高く、売上高や経常利益も右肩上がりで推移しています。市場からの吸収金額は約19.1億円とやや小型に分類され荷もたれを感じません。
オファリングレシオは20.7%とやや低いが、売出の割合が75%と高く、12月20日は3社同時に上場が予定されていて過密スケジュールが懸念材料で買いが集まらない可能性がありますので、初値は「公開価格付近のプラスリターン」と予想します。