【IPO初値予想】セイファートは美容系広告求人サービス、地合いが悪く懸念材料
2022/01/10
IPO企業情報

こんにちは、コツコツです。
セイファート(9213)は、2021年12月24日に上場承認され、2022年2月4日にジャスダックからIPO(新規上場)することが決定しました。
セイファートは、美容室経営企業を主要顧客として、広告求人サービス、紹介・派遣サービス、教育サービス等を展開している企業です。
ブック・ビルディング期間は2022年1月19日(水)~1月28日(火)です。
セイファートIPOポイント
- 設立1991年
- ジャスダック上場
- 売出比率は43.5%
- 美容業の広告求人サービス
- 業績安定してるが頭打ち感があり
- 吸収金額9.6億円
- 想定価格1,120円
- 主幹事はみずほ証券
セイファートIPO基本情報
会社名 | 株式会社セイファート |
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上場日 | 2022年2月4日 |
上場市場 | ジャスダック |
事業内容 | 美容業に関する広告求人サービス、紹介及び派遣サービス、教育サー ビス |
公募株数 | 420,800株 |
売出株数 | 436,600株 |
当選株数合計 | 857,400株 |
想定価格 | 1,120円 |
抽選申込期間 | 1月19日(水)~1月25日(火) |
当選発表日 | 1月26日(水) |
セイファートIPO仮条件・公募価格・初値
仮条件 | 1,060円~1,120円 |
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公募価格 | 1,120円 |
初値 | 1,030円 |
IPO取り扱い証券会社
主幹事はみずほ証券。他、大和証券、岩井コスモ証券、いちよし証券、マネックス証券から申し込み可能。
セイファートIPOポイントメモ
美容系求人広告サービスなどを手掛ける企業で、多くの美容学校と取引をしているが、同業が多数おり成長性に不安がある。
公募株数は420,800株、売出株数は324,800株、オーバーアロットメントは111,800株を基に市場からの吸収金額を試算すると約9.6億円となりジャスダックでは小型に分類される。
ベンチャーキャピタルの保有も少なく、3万株(発行済株数の2.3%)が公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除される。
吸収金額が軽量で、PERも11倍程度と割安感があり、ロックアップも不安はない、だが、人材サービス系は最近のIPOでは人気がなく、オファリングレシオも64.9%と高い、地合いも悪く懸念材料。
初値は「公開価格付近の若干プラスリターン」と予想します。